2014年4月(創刊第20号)

皆様、いかがお過ごしでしょうか。奈良市で社会保険労務士事務
所を開業している小野啓一です。来月の産休・育休のセミナーの
案内を兼ねてお送りします。

このメールは以前名刺交換をさせていただいた方を中心に201
2年5月号から配信しています。現在は数か月に一度の配信を予
定しており、今年2月号以来2カ月振りとなります。

メールのコラムについては、今回は1本目は「2014年度健康
保険一部負担金」について、2本目は「育休を取る方に朗報(雇
用保険の「育児休業給付金」給付率UP)」についてお届けします。

今後、不要の場合は下記のリンクをクリック、又は(会社→個人、
携帯→PC、等の)アドレス変更される場合は、返信で連絡をい
ただければ次回から申し出の通り対応いたします。

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【記事35】2014年度健康保険負担金
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原則として3割負担ですが、70歳以上の方は1割に減免されて
いました(一部の高所得者は除きます)。

今年4月1日以降に70歳になる方(昭和19年4月2日以降生
まれの方)については、原則2割負担に増えることになります。
法律上は、本来は2割で、特例で1割に減免しているだけなので
すが、一般的にはそう思っていないでしょうね。

75歳になれば、強制的に後期高齢者に移行することになるので、
向こう5年間の話になります。

なお、既に1割負担になっていた方については、そのまま1割負
担が継続されます。後の世代から見ると、財政が厳しいにも関わ
らず、据え置きですから、既得権の保護に映るのですがいかがで
しょうか。

健康を維持して、医療費節約を心掛けるのが第一ですが、かかる
ものはかかるので仕方がない面はあります。そのための保険です
からやむを得ない面もあります。

協会けんぽのページを挙げておきますが、国民健康保険でも同じ
です。

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3190/sbb3193/260306

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【記事36】育休を取る方に朗報(雇用保険の「育児休業給付金」
      給付率UP)
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前回、産休の社会保険料免除について書きました。
雇用保険でも、今年4月から、育休に関して、「育児休業給付金」
の給付率がUPされますので、紹介します。

平成22年より、産休(産後8週間)終了後(男性は奥様の出産
後)から、原則1歳までで、休業した期間に対して、元の給料の
50%相当を支給する制度でした。
これを、今年4月から、育休開始後6か月間に限り、67%に増
額するというものです。

但し、すべて休業しなければならないということはなく、月10
日までであれば、勤務しても対象になります。

なお、給与と育児休業給付金を足して、80%が上限ですので、
67%になったことを知らずに、会社が30%相当額の給与を払
っても、育児休業給付金は50%相当しか出ませんので、要注意
です。

雇用保険の給付は所得税がかかりませんので、かなりお得な制度
といえるでしょう。税務上の扶養要件の対象にはなりませんが、
社会保険の扶養要件の対象にはなります。

https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_continue.html#g2

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なお、誤りや指摘事項を発見した場合はお知らせいただけると助
かります。また、最善の注意は払っていますが、無料提供である
以上、本メール及び事務所サイトのみを信じて損害を被った場合
でも、賠償責任には応じかねます。
また、一般向けに作成していますので、細かい要件は省略して書
くこともあります。ご了承ください。
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【業務内容、講師予定】
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1.業務内容
 ・年金事務所における年金相談員
 ・中小企業を中心とした労働・社会保険全般の支援業務
 ・選択制確定拠出年金の導入サポート

2.セミナー講師
  過去の実績は、弊事務所サイトをご覧ください。
  http://www.onosr.jp/セミナー実績/

  【予定】
 ・5月4日(日)奈良県立図書情報館  13:30~15:00
    「出産・育児と社会保険」
     産休・育休関連については、私の顧客で案件として
     対応しているところです。制度が多岐に亘り、複雑
     ではありますが、ポイントとなる個所を分かりやす
     く講義します。

  http://www.library.pref.nara.jp/consultation/1178

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以上です。最後までお読みいただきましてありがとうございまし
た。消費税率が17年ぶりに改定され、物価が上がったと感じる
今日この頃です。健康第一でお過ごしください。

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